人・キャリア
update:2025.04.02
2人が入社してすぐに配属されたのは、立ち上げフェーズの「マイホームロボ事業」。1年間マイホームロボ事業に従事してまっさらな状態から事業を推し進めたのち、住宅設計の部署に転身した。
マイロボと住宅設計の両方を経験した2人が感じた、それぞれのやりがいや特徴とは何か。また2つの業務を経験したことで得られたスキルや今後の展望についても聞いた。
【登場人物】-------------
■春木華衣
2021年入社/設計2課/熊本出身
施工図作図事務所で働きながら夜間の専門学校で建築を学び、リブワークに転職。
■重田華希
2021年入社/設計1課/福岡出身
熊本の大学で建築を学び、新卒でリブワークへ入社。
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春木: 私はお客様のお家のプランを設計しています。営業スタッフとお客様との打ち合わせに参加して一緒にプランを作ったり、パース画像を作ったりしていることが多いです。
重田: 私は、春木さんのような別の設計士がお客様と打ち合わせをして出来上がった間取りを、きちんと建てられるようきれいに整える業務を担っています。
重田: そうですね。基本的には、営業スタッフがお客様からヒアリングした内容に沿って設計士が社内で図面を作ることが多いのですが、ある程度経験を積んだ設計士になるとお客様と直接お会いしてその場で間取りを作ったりするんです。そういった「設計同行アポ」をできる春木さんのような社員は限られていてアポ(商談)に時間が取られてしまうため、私のような他の設計士と連携して1つの図面を仕上げていくんです。
春木: 何千万と大きな金額が動くため、責任が大きいことです。間取りをはじめ1からお客様と打ち合わせを進めていく注文住宅では、一つのミスでも施工費が膨れ上がります。お客様の大切な資金をお預かりしている身としては、小さなミスでも許されません。
重田:
私も春木さんと同じで、大きな責任を背負うことがやりがいでもあり大変なこととも感じますね。
ミスが許されないのはもちろん、どこに注力するか取捨選択する力も求められます。注文住宅はお金を出せば出すだけ「理想の家」に近づくものですが、その一方で無尽蔵に予算が膨らみやすい側面もあるんです。
春木:
たしかに。「設計同行アポ」を行うときにそれはすごく感じるかも。お客様と打ち合わせをしている際に盛り上がることも多いのですが、何でも軽々しく「出来る」と言えないんです。
これは構造上建築できないケースや、お客様の予算を考慮すべきケースもあるからです。打ち合わせを行う際は言葉の一つ一つに細心の注意を払いながら進めています。
重田: そうですね。ただ、もちろんミスが許されない仕事ではありますが、人間が行っているのでどんなに気を付けていてもミスは発生してしまいます・・・。そういったミスが起こった際、設計課内ではミスを責めるのではなくミスが発生した理由について共有する文化が醸成されてるんです。
春木:
課内のミスを共有することで、他のメンバーも「こういったミスがあるのか」と気づきを得られるんです。注文住宅は誰一人として同じお客様はおらず、全く同じ家、同じ土地はありません。どんなにベテランの人でも初めてのケースに遭遇することもある設計業務では、誰かのミスや失敗は財産となり得る。共有することで第二、第三のミスが発生しないよう心がけています!
重田: 住宅の設計図をビッグデータ化し、AIを用いてその人に最適なプランを提案する「マイホームロボ」というツールを扱う事業です。私は新卒、春木さんは中途で入社したタイミングに、立ち上げメンバーとして携わりました。
春木: 取り込む図面を色んなところから集めて、間取りに書き起こす地道な作業が多かったですね。
重田: あとは、建物がどのように建つかイメージするのに用いるCGパース制作も大量に行いました。おかげでパース制作の技術ははやい段階でかなり身についたと思います。
春木: 私も重田さんも大体1年ほどマイロボ事業に携わっていましたが、現在の設計業務に生かせる経験も多いなと感じます。マイロボで培った間取りの引き出しの多さやパース制作の技術を、設計業務でも生かせていますね。
重田: 基本的に地道な単純作業を行うため、業務のメリハリを付けるのが難しかったです。またモチベーションを高めるためにマイロボチーム内でノルマ制度も設けていたのですが、このノルマも大変でしたね・・・。
春木: たしかに地道な作業が多いよね。私はそれに加えて、立ち上げフェーズで何もルールなどが決まっていなく、良い意味でも悪い意味でもまっさらな状態だったことが大変でした。
重田: マイロボチーム自体も新卒や中途入社したばかりのメンバーで構成されていたので、先輩からアドバイスを受けるというよりも自分たちで迷いながら進めていく感覚でしたね。
春木: 最初から出来上がったチームではなく、言うなればチームの「文化」からつくっていった感じです。
春木:
マイロボ事業は地道な作業が多いという意味で大変でしたが、マイロボのツールが実際に完成した時の達成感はひとしおでした。立ち上げ時期で間取りを取り込む作業を行っていた時は完成イメージが見えず、「この地道な作業の先に何があるんだろう?」と疑問に感じたこともあったので・・・
重田:
うん、実際にマイロボが完成してリリース出来た時は、やっぱり嬉しかったよね。
私はCGパースをつくる中で褒められた時です。地道な作業が多かったからこそ、マイロボチーム内でモチベーションを保てるような風土があったのかなと感じます。
今だと実際にマイロボを取り入れてくださっている企業さんも沢山いるので、そのユーザーさんからの評価や社内での評価で自分たちの頑張りを実感できる場は多いと思います!
春木: 設計業務のやりがいで言うと、私はやっぱり完成した家を見た時ですね!自分のつくった間取りが形になるのを目の当たりにすると、今まで頑張ってよかった!という思いがこみ上げてきます。
重田: 私は大工さんと話していて知らないことを知れた時や、自分の中で一つ知識が身についたと感じる瞬間にやりがいを覚えます。設計した家はなるべく建築現場へ伺うようにしており、大工さんと話すことで知らない知識を仕入れるよう意識しています。
重田: 設計業務はどんなことにも興味を持てる、好奇心旺盛な人に向いていると思います。先ほど春木さんも言っていた通り、一つとして同じ家や同じ土地がない注文住宅を扱うため、自分の知識にない未知のケースも当然出てきます。未知のケースを扱う際に、どれだけ楽しんで新しい知識を仕入れられるかが大切なのではないでしょうか。
春木: 私はトレンドを追える人というのも重要かなと感じます。InstagramやPinterestなどSNSから情報を仕入れて来られるお客様も多く、流行りの建材やインテリアなどは知識として取り入れておく必要があります。流行りに敏感でトレンドを追うのが好きな方が向いていると思います。
春木: はい、コミュニケーション能力も当社の設計課では必須のスキルだと思います。よく住宅設計と聞くと机上で長い時間図面を書いているイメージを持たれますが、実際にはお客様や他部署スタッフ、大工さんなど様々な方とお話しする機会がすごく多いです。
重田: 建築現場を調査することも多く、外出することも結構あります。実際に建築現場に行かないと分からないこともたくさんあるので、フットワーク軽く現地へ赴ける人も向いていると思います。
重田: 設計図を取り込んだりCGパースをつくるなどテクニカルな作業を行うことが多いため、細かい点に気づける能力は必要だと思います。また事業の成長を間近で見たい方にも向いているのではないでしょうか。
春木: そうですね。加えて細かな作業を行うため忍耐力も必要になってくると思います。マイロボは、設計課と異なり基本的には内勤です。自分でペースを決めてノルマに向かって業務を進められるかが大切だと思います。
重田: 今は住宅の間取りプランを担当していますが、いつか建物の「構造図面」を描いてみたいんです。設計課では当社の子会社である幸の国木材工業株式会社に出向して構造図面を学んできたメンバーもいるため、こういった学ぶ機会を得られるのは良いなと感じますね。住宅設計以外の事業に携わることで、幅広く知識を付けたいと考えています。
春木: 私はniko and …のFC事業として打ち出した「EDIT HOUSE」(エディットハウス)を見て、FC事業に挑戦してみたいと感じました!幅広く事業を手掛けているので、マイロボや現在の設計業務での経験を生かして色んな事業にチャレンジしてみたいですね。
―マイロボ事業・設計と2つの業務を通して感じた、それぞれのやりがいや大変だったこと。各々が培った経験をスキルに昇華し、将来的にはリブワーク独自の幅広い事業へと生かせるよう日々成長を続けている。